3rd Solo Exhibition


 

2015年1月17日(土)〜1月25日(日)

大阪市・MONO ADAPTER. にて

個展 "新黒頂" を開催します。


共作アーティスト:BAKIBAKI / HIDEYOSHI (dope

  


MONO ADAPTER.


2012年 大阪 / 南船場にオープン。

背景にストリートを感じられる中にも

スタイリッシュでシンプルなデザインの服や

プロダクトを取り揃えている。

 

代表でもあるミュージシャンの NAGAN  SERVER をはじめ、

並行して運営するレーベル MONOADAPTER. など

音楽シーンと深く繋がる商品も魅力のひとつ。

 

http://www.monoadapter.com/

 

 

 

 "新黒頂" 

 

日時

2015年1月17日(土)〜1月25日(日)

時間

13:00〜20:00

休廊日

1月22日(木)

パーティ

1月17日 17:00〜21:00

DJ:YOTTU / URRY

* Entrance Free *


17:00〜 URRY

 19:00〜YOTTU

 



NAGAN SERVER

DJを基盤にオリジナルバンドセット、韻シストBANDといったアーティストをバックに全国各地を渡り歩き、独自のRAP MUSICを展開.  12年に2nd Album「線 -sen-」がリリースされ3ヶ月に渡る全国ツアー、2時間以上に渡るワンマンライヴは多くの話題を呼んだ。客演ではバンドNabowaのギタリスト景山 奏 ソロプロジェクトアルバム「THE BED ROOM TAPE」参加や日本を代表するスケートボードプロダクションTIGHTBOOTH PRODUCTIONによるスケートボードビデオ 「LENZ Ⅱ」のエンディングソングを手掛けるなど幅広い動きで活動中! 自ら発信させるプロダクト MONO ADAPTER. 他、domestic shoes brand 「AREth」、STRUSH WHEELSといったブランドよりサポートを受けている. 

YOTTU

11月11日1時1分生まれ。祖先が忍者。

DJ・decoration・お菓子職人・FOODなど自由な表現で年間70本近いPARTYに参加。喫茶店でのFamilyな空間から漆黒のダンスフロアまで幅広い音のアプローチを展開する。関西初FREE FOOD PARTY「猫食音」の発起、BLACK SMOKER「LANINA」・DJ YA△MA・ラビラビのリリースPARTY・IPPI展覧会(京都)のサポート等オーガナイズは多岐に渡る。DJという肩書よりも「何よりもPARTYが好き」というまっすぐな想いと、絵本から飛び出てきたようなキャラクターが各地に足あとを残す京都の鴨川ハイジ。

’14/12/22冬至に5枚目のMIXCD「Gift」をリリース。


URRY

東京を拠点に活動するフォトグラファー。撮影された場所のにおい、ストーリーに加え、ファインダーを通した感情を写しだす独特の写真表現で高い評価を得ている。AP通信社のカメラマンだった祖父の影響で写真に興味を持ち、16歳の時に友人からライカを入手したことがきっかけで写真家としてキャリアをスタート。最近では、デジタル撮影したデータをデジタル・ネガフィルムに作り替えて、フィルム写真と同じ手法でプリントする「クロスプロセス」の技術を駆使しながら、BMX、クラブ、パーティー等、ユースカルチャーにおける様々なモチーフをシャープに切り取ったモノクロ写真で注目を集めている。個展やグループ展、アートイベントなどを積極的にオーガナイズ、自身も作家として参加をしながら、数々の作品を発表し続けている。また、2012年、念願のNYはダンボ地区で個展を開き、NYを拠点におくアートエージェンシーzank&mars LLCにも所属中。

BAKIBAKI

「BAKIBAKI模様は絵画ではありません、ただのサインです」

これは作家自身の言葉ではないのだけれど、そう捉える方が本質に近づける気がする。

自己表現の最も単純な形としてサインがある。

契約書の署名から、色紙に書くサイン、あるいは建物の壁などにするタギングまで。

前の2つと違って、3つ目は意図的なログ付けだ。それは動物のマーキングと同じなのかもしれないけれど、

後から振り返った時にまた別の意味を持って来る。

――人類史の足跡ともなり、あるいは未来の人間は何かのメッセージと受け取るかもしれない。

BAKIBAKIというログは、時を超えて何に化けるのだろう。

全国各地を飛び回る作家とともに、至るところに残される。

終わらない金太郎飴のようなシークエンス。

(テキスト:長谷川かわ子)

HIDEYOSHI (dope.jp)

2012年結成。
1851年に発明された写真技法を用いて自作の大型カメラで作品を制作。




◯無事、終えました。 -2015年2月25日

大阪個展「新黒頂」が終わって今日で1ヶ月、ようやく振り返る。

会期8日間を思い2014年の大半を過ごしてた分、とても寂しい気持ちになった。来てくださり、見ていただき、私の作品を通して書に関心を持ってくださっている姿。黒黒作品の見えやすい光加減を探しつつ、体をくねらせている姿。芳名帳に記帳していただく際、久しぶりの書道に火が着き筆で遊んでる姿。とても嬉しかった。思い出がギュッと詰まった芳名帳(自由帳)2冊、宝物です。


私にとって、今回の会場となったMONO ADAPTER.はとても理想的な場所。「書道をしない層」と、「ストリートカルチャー」という、私が「届けたい!」と思いつづけている2点が交差するポイントだから。けど、それだけだったら日本中ちょくちょくある。重要なのは、そこに「和」「シンプル」「クラフト」という、どんな層もフィットさせる要素が散りばめられた空間だからこそ、あの独特な柔らかい空気を借り、私の鋭角な作品もどこか丸みを帯びているように見えた。

会期前の相談から前日の搬入、会期前半5日間、たくさん良くしてくれたオーナー兼ラッパーのNAGAN SERVERさん、SERVERさん北海道ライブツアー中の金土日、サポートしていただいた絵描・デザイナーのYOU BOBさんには本当にお世話になった。日々の閉店後も様々な大阪を教えていただき、もはや府民になった気がした。


また、期間中の前後含めた約2週間、東京を離れたことで、大阪の良さと東京の良さ、それぞれ気づくこともできた。次の個展はいつ、どこか、まだ何も決まってないけど、また好きな場所が増えるんだろなと思う。



◯新黒頂 -2015年1月25日

同世代の写真家、URRYさんに個展風景を撮っていただきました。(初日のパーティではDJもしてくださいました。)

とっても素敵な作品を制作される方です。是非、ホームページもチェックしてみて下さい。

 

URRY web:http://urryphotograph.com/index.html


◯"HIDDEN CAMPION"webに紹介しいただきました -2015年1月8日

http://hidden-champion.net/news/2015/01/-mami-adapter.html

憧れのカルチャー誌、HIDDEN CAMPIONさんのwebにて"新黒頂"紹介していただきました!とっても嬉しい。

個展まであと9日。制作にあてられる日はあと3日。気合い!


◯新黒頂に対しての思い -2014年12月17日

2015年1月17日~1月25日まで、大阪・南船場 ”MONO ADAPTER.”  さんにて個展『新黒頂』を開催させていただきます。オープニングパーティは1月17日(土)17時~。


Mono Adapter.は、長堀橋駅から徒歩5分の心落ち着くお店。店内は常に素敵な音楽に包まれ、作家の背景まで分かる商品に溢れている。

初めて訪れたのは今年の3月。それまで友達やSNSで「素敵な場所」との噂を耳にしており憧憬を抱きつつ

実際にその場に入るとかなり好きな空間になった。

(その時連れて行ってくださった京都のDJ YOTTUさんにはオープニングパーティにてDJをしていただく)

店内の壁にはぽっかりと丸い穴が開いており、そこを通り抜けると、お店 → ギャラリーへとワープする。

ギャラリーではストリートカルチャーを背景に持つ様々な作家の個展が不定期で開かれ、いつか自分もここで…と思ってた矢先、

店主のNagan Server氏から個展のお話をいただいた。


2014年も、もう12月。今年の3月からずっとこの個展が頭の片隅にある状態で生活をしていた。

今年の夏くらいから、ようやく書道の収入だけで東京で一人暮らしが出来るようになった。

今まで追うように売り込んでいた仕事も、いつのまにか追われるようにいただいている。

自分のペースで制作できないことに不慣れで戸惑う日々だけど、自給自足の感覚がスリリングで楽しくもある。

翌月の収入の保証が常になく、突発的な仕事の重なりのみで生きてる分、仕事の有難みを改めて痛感した。


2015年は、今の生活にもう少し余裕をプラスし、多くのカルチャーに触れ、徐々に”自分の書”を確立したい。

スタートダッシュが「大好きな街・大阪の、大好きな店・Mono Adapter.にて個展」という形で切れること、

なかなか縁起良いなぁ、と感じている。


今思い描いてる「将来の夢」は、カフェ・バーのある書道用品店をひらくこと。

書道用品店は夕方くらいに閉まってしまう店ばかりで、会社にお勤めの方はなかなか行くタイミングがない。

その現状も、書から離れてしまうひとつの要因ではないかと思う。

バーが終電くらいまで開いていれば、飲食のついでに書道用具の買い足しもできる。

また、書道用品店はせっかく同じ趣味の人間が集まる場所なのに、なかなか交流できる雰囲気ではない。

だからカフェバーを設け、商品を見に足を運んだついでにコーヒー休憩をし、趣味の話に花を咲かせ、情報交換しながら輪が広がれば、

より書の文化が発展するのではないかと思う。

土日はカフェバースペースで料理教室など、書にとらわれないジャンルのワークショップを開催し、

そこに参加した方が書道用具を目にするだけでも個人的にとても嬉しい。

六本木にあるIMA Concept Storeに行った際、たくさんの写真を見ながら美味しいコーヒーを飲みつつこんな目標を思い描いた。


いつまでこんなことを考えてるか分からないけど、

とりあえず今は『新黒頂』に向けて作品を作る事が楽しいです。